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SR/Yuria Onishi
3の特徴

SR/Yuria Onishi(エスアールユリアオオニシ)とは、作家・ダンサーとして活動する大西優里亜が代表となり、ダンスを軸とした作品や企画を進行するアートプロジェクトです。

プロジェクトには、大きく分けて3つの特徴、3つの目的、3つの取り組みがあります。
まずはじめに3つの特徴からご紹介します。

主宰(大西優里亜)のバックグラウンド

主宰の大西は、幼少期からシアタージャズダンスを学び、大学でコンテンポラリーダンスに出会います。
シアタージャズダンスの特徴は、エンターテイメント性が強いということ。
コンテンポラリーダンスの特徴は、アート性が強いということ。
そのため、プロジェクトとしては彼女のバックグラウンドから考案された【エンタメとアートの融和】を理念として掲げております。
作品ではコミカルな演出や、第三者からの視点を意識した創作スタイルを得意とします。
主観的な体験をお客様と共有するために、客観性を大切にしながら何度も作品を練り直す。そうして出来上がる純度の高いピースを厳選して作品を構築していくことで、エンタメとアートの融和を実現していきます。

ダンスにこだわるアートプロジェクト

現在アートプロジェクトは各地で行われていますが、その中でも私たちはダンスや身体に特化したアートプロジェクトです。ダンスカンパニーという形を取らないことで、ダンスの世界から見ても、アートの世界から見ても少し特異な立ち位置を目指しています。

稽古の質や環境を重視

稽古の質を上げることで、稽古時間を少なくし、ストレスフリーな稽古場を作り上げています。
また、複数人からなるアートプロジェクトであることから、プロジェクト関係者同士の良好な関係を目指しています。

3の目的

上記でご説明した3つの特徴は、プロジェクトを立ち上げた目的に由来しています。
そのため、ここでは3つの目的について説明します。3つの目的によって私たちのオリジナリティは作られています。

コンセプト重視、スキル重視な作品制作

舞台芸術における舞踊作品は、大きく分けて二つの部類に分けられます。
一つ目は、コンセプトやテーマに基づいた建設型表現。
こちらは踊る意味や必然性を考えたり、何かのメッセージを伝える為の道具や手法として身体を用いることが多くなります。
二つ目は、ダンスのスキルやテクニックにこだわる職人的表現。
こちらは、西洋の系譜を基にしたスキルフルな身体美やヒップホップ等のジャンルを超えた身体性に基づく自己表現という部類です。
これらの混ざり合わなそうな二つの要素を、あえて混ぜた作品にすることで、どんな方でも楽しめる満足度の高い時間を提供いたします。

ダンスがダンスを超える可能性を探す

ダンスカンパニーではなくアートプロジェクトという肩書は、ダンスの可能性をダンスだけにとどめないという抵抗でもあります。
アートやエンターテイメントの世界は、一言でありつつもその意味は計り知れないほど広いです。
私たちは、その広い世界の中でダンスという道だけではなく、いくつも道を増やすことでその先でまたつながり、新たな表現の可能性が生まれる瞬間を目指します。

人と人が心地よい環境を作る

ダンスの世界は基本的に集団であることが多いです。
一般的には実力やスキルが第一に注目されることが多く、他人との競争心が重要な時もあります。
先生に気に入られたい、こうしないと良い位置に選んでもらえない、など信仰的な態度から嫌になってしまうときもありますが、そういった環境からの脱却を当プロジェクトでは目指しています。
また集団に関しては、ソロ作品だとしても舞台では照明や音響、舞台監督や制作など多くの人が関わります。
そこに生じる大きな課題は関係性です。アーティストは個々の主張が強い反面、ダンサーは順応が得意です。それら二つの要素を適度なバランスで調合しながら活動します。

3の取り組み

これまで、特徴と目的についてそれぞれ述べてきました。
しかし、特徴と目的を実現するためには、具体的な対策が必要です。
そこで、私たちは下記の3つの取り組みを中心に活動を進めています。

プロジェクトの方向性を二分化する

SR/Yuria Onishi では作品ごとに方向性を二つに分けています。
コンセプトに特化した作品と、身体性に特化した作品。
どちらも共通項があるからこそ、あえて分けることで作品制作する意味を明確にします。
どちらに振った作品かどうかもお楽しみいただける要素でしょう。

クレジットの工夫と映像へのアプローチ

ダンサーではなくアーティストと表記することで、個人の活動をダンス活動としてではなくアート活動として認識します。
またアートプロジェクトとして活動するために、映像表現への進出を目指しております。
映像はスマホで見れることから一般の方にも馴染みやすいコンテンツです。
映像におけるダンス作品の視点や距離、空間の可能性などを深く追求します。
他にも私たちの映像への関心は、映像の性質だけでなく、映画的な表現にあります。
映画は定義が難しいですが、ここではスクリーンに投影される物語性の強い長編作品と仮定します。
ダンスのエフェクティブな表現と長編の舞台作品のコラボは、ある種の映画的表現になりうる。映画的な作品を作ることで、ダンスの垣根を越えていきたいと考えています。

対話と傾聴

クリエイション(創作過程)では、特に対話を大切にしています。
クリエーション中、主宰の大西を中心にメンバー全員が、できるだけ互いのことを配慮したうえで発言するように意識しています。
キャストを当たり前の存在として起用するのではなく、常にキャストからの意見を求めるような傾聴を心がけています。